私たちは日本で唯一、アメリカGravitas社のスケーリングアップコーチに認定され、 中小企業の『スケールアップ』のサポートをしている、経営者専門のコーチング企業です。今回の記事は、日本で唯一の「スケールアップコーチング」の有資格者として事業を運営する弊社代表の根本に起業の経緯、今後のビジョンについてインタビューを行った模様をお届けします。
海外で学んだ本格的なコーチング
――根本さんは21年間海外に住んでいたと聞いていますが、その時どんなことをされていましたか。
根本:最初は、アメリカのビジネスコンサルティング会社に勤めておりました。その当時は、大手企業の 経営層向けに「コーチング×コンサル」という手法を使ってサポートしていました。この時初めて 「思考の転換」に触れ、人や企業の可能性を引き出すことの面白さを知ったんですよね。
その後2003年に、イギリスでコーチング会社(Miyabi Consultants Ltd )を立ち上げました。 当時はまだ、コーチングという言葉の認知度が低く、人も全然集まってこなかったんですよ。なので、経営者様向けではなく個人のお客様向けにお仕事をしていました。
――どういうきっかけで法人向けのサービスを提供するようになったんですか?
根本:ロンドンで日本人起業家の会というのが開かれていたので、そういった場に出向いてお話させて いただき、興味を持っていただいていました。
法人のお客様にも興味を持ってもらえるようになったのは、そういう場で知り合ったお客様に「ぜ ひうちの会社にも来てほしい」と誘っていただけたおかげなんです。三菱商事様とは5年ほどお仕 事をさせていただいておりまして、これがきっかけになってご紹介がだんだん増えていきました。
経営者の方の力になりたくて
――最初は個人、その後大手のお客様が中心だったそうですが、中小企業の経営者の方のサポート をしたいと思ったきっかけはどんなところからですか。
根本:中小企業のサポートをしたいと思ったきっかけは、改めて日本には素晴らしい中小企業が多いことに気づいたからなんです。海外に20年間以上住んでいたこともあり、日本の中小企業の経営者様との接点が今までそんな にありませんでした。
ある時、BNI Japanの創業者である大野様を事業パートナーとしてサポートさせていただいてい ただく機会があり、その際に中小企業のパワーを知りました。BNI会員の方は中小企業の経営者様が多く皆さん熱い志を持ち魅力的な方々ばかりでした。 BNI Japanはコーチングを開始した後、フランチャイズ展開が初期の渋谷・横浜・名古屋チャプターから、全国へと爆発的に広がっていったんです。
もう一つ中小企業に興味を持った理由がります。最初は、大企業向けにダイバシティ・インクルージョンに基づいたコーチングをおこなっていまし た。そんな中で「これって中小企業にも行わなきゃいけないのでは?」と思うようになりました。
※ダイバーシティ&インクルージョンとは、性別、年齢、障がい、国籍などの外面の属性や、ライフスタイル、職歴、価値観 などの内面の属性にかかわらず、それぞれの個を尊重し、認め合い、良いところを活かすこと、とされています。
そして中小企業向けにもコーチングを行うようになり、関りが増えるにつれて「素晴らしい中小企業が多い」ことに気がついたんです。
――その頃「スケールアップ・コーチング」を知ったと伺っていますが。
根本:そうなんです。中小企業の経営者様をサポートしていて何が一番経営者様のお役に立てるのか考えていた時に知りました。「スケールアップ・コーチング」は以下の7つの特性による独自のフレームを使いながら、成長ロー ドマップを作成し、結果を創るオペレーションを生み出す方法です。
- 人材
- 戦略
- 実行
- 顧客
- 利益
- リーダーシップ
- システム化
「これを身に付ける事ができればより多くの中小企業の経営者様を救える!」と思い、2年間かけて資格を取りました。中小企業の経営者様の一番の課題として会社の業績上げたいというものがあります。 それに付随して、戦略や人の問題など様々な課題があります。それに応えられると思ったんです。
経営者向けのコーチングに感じた魅力
――様々な経営者様に向けにコーチングをやっていく中で、魅力を感じた部分はどんな点ですか。
根本:コーチングとは、対話によって「思考の転換」を引き出すこと コーチングの一番の魅力は、人の「思考の転換」に触れられるという点ですね。コーチングによって、人も企業もこんなにも変わるんだな...と奥深さを感じました。 これがきっかけになって、人の可能性を引き出すサポートをしていきたいと思うようになったんです。特に日本ではそういったものが全く浸透していなったからこそ、より面白さを感じたんだと思います。
――根本さんがコーチングをされる際に意識していることを教えてください。
根本:『相手にコミットする』これだけですね。独立したばかりのころの話になるんですけど、当時一緒に仕事をしていたパートナーの言葉が今 でも私の原動力になっています。一緒に仕事をする中で学ぶことが多すぎたため、パンクしそうになってしまった私に対して彼女はこう言ったんです。
「私に対して何を言ってもいいし、私の言うことをすべて聞く必要はないの。ただ一つだけやってほしいのは、”彼ら(クライアント)を愛する”これだけよ」
“Just loves in front of people”
根本:この時の彼女の言葉が私の中にずっと残っているんです。
――なるほど。
根本:やっぱり目の前の人にコミットできなかったりすると相手に信頼してもらえないんですよね。コーチングっていろんな手法があるんですけど、コーチ側が「この手法を使わなきゃいけない」という風 に思い込みがあると、機能しないと思っています。目の前のクライアントにコミットしていればどんな手法を使おうと関係ないんです。その人にピッタ リな手法だったり、質問を投げかけてあげればいいだけなんですよ。
――根本さんご自身もコーチングを受けていると聞いていますが、コーチングを受けてからご自身に変化はありましたか。
根本:人生が変わりましたね。 平たく言えば、自分に自信がつきました。物事を包括的に見られるようになったし、どう行動した ら人生が良い方向に向かうのかを考えられるようになりました。私の場合、人生の転換点にあたったとき、それを人のせいにしていてもしょうがないと思えるようになったんです。 私の人生をよりよくするためにはどうしたらよいか、やりたいことは何なのかを考えることができるようになりました。
この経験から他の人の思考の転換をサポートしたいと思うようになったんですよね。海外のコンサルティング会社で働いていた時の経験を生かして、ダイナミックな思考の転換を日本人や日本 企業の人たちに届けられたら、今まで私がやってきたことがすべてつながると感じました。
――今後、どんな方のサポートをしていきたいか教えてください。
根本:真の豊かさを追及していきたい方のサポートができればと思います。 『豊かさ』ってすごくいろんな意味があると思うんですが、私の中では自分だけが豊かであること を望むことではなくて、自分以外の人たちにもその豊かさを与えられることだと思っています。
自分自身を成長させ、それによって企業も成長させ、世の中をも幸せにしたいと思っている人のお役に立てればと思っております。 もちろん海外経験も長いので、グローバル展開していきたいというお客様も大歓迎です。
最後に
代表根本のコーチングに対しての考え方はいかがでしたでしょうか? まだまだ日本ではコーチングという言葉の浸透度は低いですが、優秀な経営者ほどコーチングのパートナーがいることも事実です。
- もっと会社を成長させたい
- 自分の中の真の豊かさとは何か深堀してみたい
- 経営者に特化したコーチングに興味がある
上記に当てはまる方、ぜひ一度お話しできたらと思います。代表の根本が直接対応させて頂きますので気軽にご連絡ください。