【スケールアップ事例】経営者と幹部へのコーチングで事業拡大路線へ

コンサルティングやコーチングは目に見えないため、分かりにくい方もいらっしゃると思います。今回は、実際に弊社のコーチングを受けてくださった企業様にお話を伺いました。

事業を拡大したいからコーチングを受ける

お客様の会社概要
株式会社one
代表取締役荒木克彦様
事業内容：PR 事業・リサーチ事業・マーケティング支援業務
https://one-inc.co.jp/

――L.C.Lを選んでくださった理由をお聞かせください。

荒木様：御社のサービスを利用する以前にも、7つほどコーチングやコンサルを受けたことがあります。他のコーチングを受けてみて、テンプレート的に宿題や課題を置いていく人が多い印象を受けていました。第二創業期を迎え、会社をさらに成長させていくために本物のコーチングを探していた中、根本さんと出会ったのがきっかけです。ほかのコーチの方とは話してみて「違う」と感じました。

――コーチングが必要だと考える理由をお聞かせください。

荒木様： 世界中のトップアスリート、トップ経営者を見てもコーチをつけてない人はほとんどいません。日本でも優秀な経営者ほどコーチングのパートナーがいます。自分一人で考えていると深いところまでの思考の言語化は難しく、本当に自分は何が大切なのか、どこに向かっていきたいのかを突き詰めたい時はコーチングは必要だと思います。会社をスケールアップするためにもコーチング、コンサルは必須だと考えています。

――それはなぜですか。

荒木様： 自分ひとりで考えるよりもプロフェッショナルな方とゴールを目指した方が圧倒的にスピード感も出ると思うので。

――L.C.Lが他のコーチングと違うと感じた理由も教えてください。

荒木様： いちばん違うと感じのは、根本さんは本気で伴走をしてくれるコーチだったことですね。根本さんに「熱量を持って今の社員を再び採用としようと思うか」と聞かれた時に自分の中で衝撃が走りました。

――どんな点が衝撃だったんですか。

荒木様：今まで、社員を本気で幸せにしようと考えてきました。改めてこの質問をされた時、安心感・納得感・信頼感を持って採用をしてきた社員に対して、もし採用をやり直すタイミングがあるとしたら、次は採用しないかもしれないという答えがよぎってしまいました。この、自分の中の矛盾に気づかせてくれた根本さんがコーチについてくれたら、会社を変えられる、『今』を見直すきっかけになるんじゃないかと思いました。

――なるほど。コーチングを受けるほかにもワークショップを受けていただいています。その内容をご紹介いただけますか。

荒木様：幹部5名が参加する月1回のワークショップを行っていただきました。ワークショップは、BHAGの設定・BHAG達成への5年のロードマップ作成・新規事業の可能性とプランなどですね。他にも月1で幹部個別セッションも行って頂きました。

BHAGとは……Big Hairy Audacious Goal の略語で、「とてつもなく大きく、身の毛もよだつ様な大胆なゴール」を意味する。人々の意欲を引き出し、心を動かす社運を賭けたダイナミックな目標のこと。

コーチング導入後、会社に起こった変化

――コーチングやワークショップを受けていただいて、変化はありましたか。

荒木様：役員陣含めて、社員が一枚岩化できた感じがあります。矛盾を認識できたことで、社員同士や役員陣のやりたいことを改めて共有や方向性を一致させることできましたし、結果として、役員会の質が向上して各々の役割分担を明確化されました。加えて、従来はBtoB事業をメインに行っていましたが、BtoCの新規事業を立ち上げも。新規事業設立に伴い、グループ会社や新会社も設立でき、ホールディングス化するまでに会社を成長しています。

――大変な成長ですね。

荒木様：はい、おかげさまで。

――とくに印象的だったのは「ビジョンの言語化」だったと伺っています。

荒木様：そうなんです。ビジョンの言語化で「本当を追求してワクワクの連鎖を引き起こす」という共通の目標ができたため、幹部同士はもちろんのこと、社員同士も役割分担を明確にできたのが大きかったです。役割分担が明確になったことで、社員それぞれが自らの役割に責任を持ち、役割に基づいて意思決定を行うようになりましたし。

――社員の方が自ら行動される価値観や軸みたいなものを共有できたからでしょうか。

荒木様：そうですね。各々が意思決定を行えることで、共通目標を達成するための戦略や道のりが共有しやすくなったのだと思います。