自分を活かす考え方

人生のどん底で自分の強みを最大限発揮するには

自分の強みを発揮する

ご自分の選択を後悔することはありますか? 一日一日も、人生全体も、すべて自分自身の選択の連続ですよね。

  • 何時に起きる?
  • 何時に会社に行く?
  • 何時に仕事を始める?
  • 一日に何件ミーティングを持つ?

すべて選択の嵐です。そのご自分の選択を後悔することはありますか?

  • あと1時間早く起きていれば〇〇だったのに
  • あと1本早い電車に乗ってたら〇〇だったのに

という日常のささいなことから、

  • あのとき新規事業への投資として〇〇を投資をしたけど、うまくいかなかった

とか。

ご自分の選択に後悔することはありますか?

後悔をしても、それを未来に活かすのは難しいものです。

  • 1時間早く起きるところを起きなかった。そのことによって何が起きたのか。今起きたことを自分がどう受け止めていくのか
  • 新規事業で何億円も投資して想定通りに進まなかった。今その事業はどうなっているのか

振り返れば振り返るほど、後悔のポイントは複数ありそうです。そのような状況でも、何かしら意義があるかもしれませんよね。たとえご自分自身の中でどん底と思っても、そこに意義を見つけられると、今起きていることに対応する自分が変わります。

今対応している自分が変わることによって、自分を責めるのではなく、今ある自分が最大のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。

ストレングスファインダーの強みを発揮する瞬間

私の強みには「アレンジ」があります。起きたことをうまく適応してアレンジしていく。それから「未来思考」。未来に対してどうやってビジョンをもって進めていくのか。それから、徹底的な「ポジティブ思考」もあります。

ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)をやっていてよかったなと思うのは、自分に対する強みの認識を明確にもてることです。

ちょっと前に、私の人生でもあまり起こりえないアクシデントが立て続けに起こりましたが、ストレングスが全力で発揮された瞬間でもありました。起こりえない難局で自分を保ち、乗り越えられたのも、強みを意識し、自分らしい対応を考えたからこそ可能だったと思っています。

起こりえないアクシデント

最近、イギリスで引っ越しをしたんです。引っ越し先の家は古いので、リフォームが必要です。リフォームの工事中はもちろんその家に住めないので、完了予定日まで仮住まいのアパートを契約して、住んでいました。

ところが、いろんなことが起きますよね。工事を請け負う職人さんにはドアの担当、壁の担当と、それぞれ専門分野があり、施工する順番もあらかじめ決まっています。ドアを設置したら、壁、その後は水回りを工事するとか。

まずひとつ目のアクシデントがドア。新しいドアが届いたものの、壊れていました。当然新しいものを運び直してもらいましたが、それだけで1週間が経過。やっと届いて次の工事に取りかかろうとしたら、ドア担当の職人さんは2週間の夏休みに入って留守。

ドアの工事に取りかかるまで3週間のロスに加え、小さなアクシデントが続いて、結果的に1ヶ月も工事のスケジュールが遅れてしまいました。そのタイミングで、仮住まいのアパートの契約期間が終了。

新しい家の工事は終わっていないのに、引っ越さないといけなくなってしまいました。行き先はもちろん、工事中の新居です。やむを得ず、ひとつの部屋に全部荷物を入れて、そこで生活をすることに決めました。

最悪の事態で自分の強みを最大限発揮するには

続いて、ふたつ目のアクシデントが起こります。

引っ越し当日。我々は準備万端整えてトラックを待っていますが、時間になってもトラックが来ません。電話をしても繋がりません。どうしよう……。あまりにもおかしいと思って引っ越し業者のウェブサイトを見たら、なんと「事業が潰れました」と書いてあるんです。どういうことですか……。

その会社は引っ越し荷物の配送のほかにトランクルームも運営していたので、仮住まいのアパートに移るときに大型家具や電化製品、雑貨、子どもが小さい頃に描いた絵も預けていました。つまり、その会社の事業が潰れたということは、引っ越し業者のトラックは来ないし、トランクルームに預けた荷物を出すこともできないのです。

こんなことが起きていいのか……!

さすがの私もそんな気持ちになりました。でも、私は自分のコーチとの対話を思い出しながら、気持ちを落ち着けて状況を俯瞰し、「これも何か意義がある」そう思い直すことにしました。仮住まいのアパートの契約期間終了まで1週間の猶予があったので、とにかくその日の引っ越しは中止にしました。

1週間後、工事中の新居に引っ越しました。入れる予定だった家具や電化製品はトランクルームにあるので当然運び入れることができません。新居用の洗濯機もトランクルームにあるので、洗濯もできません。ここであがいても状況は変わらないので、思い切って新しいものを買いました。

思いがけない出来事や出費は重なりましたが、それによってイライラしたり、がっかりしたり、怒ったりしませんでした。「こんなアクシデントが自分に起こってもいい」と思うことにしたのです。

どんな状況であれ、新居に住むうれしさはありますし、がんばって工事を進めてくれる職人さんたちに対して「早くやって!」と怒ったりせず、気持ちよく進めてもらえるよう心遣いをしたほうが、みんなが幸せになれるからです。

どん底と感じられても、そこに何か意義を見つけられると人生は楽しくなりますし、すべては自分の捉え方次第だからです。その後、トランクルームに預けた荷物も、無事に帰ってきましたしね。

どんな日もどんなことも「起こってもいい」と思うところから

  • 今日を振り返ってみて、あるいは昨日を振り返ってみて、「ああっ!」と思うようなことはありましたか?
  • 最悪と感じたり、残念に思ったり、憤慨したりもし、がっかりするようなことがあったとしたら、そこにどんなありがたいと思えるような意義を見つけられますか

今日はそれを、ご自分に訊ねてみてください。ご自分の物事に対する捉え方に気づくことで、どんな視点で物事と向き合っているかがわかります。

物事の捉え方を、ご自身のもつストレングス(クリフトンストレングス)と見比べてみて、もし方向性が違ったら、ご自分ならではのいい方向への発揮の仕方を考えてみてください。新たな強みの活用法に気づくことができます。

-自分を活かす考え方