自分を活かす考え方

“無限の可能性”を開き、自分の人生をデザインするためのワーク

自分の人生をデザインする

無意識に限界づけていた未来を開き、自分の人生をデザインするにはどうすればいいか。それをテーマに今日は書いてみます。

人生のデザイナーに誰もがなれる

そもそも未来設計とは、ひとことで言うと、ご自分が自分の人生のデザイナーであるということです。「デザイナー」という言葉の響きから、「特別な人だけが自分の人生をデザインできるんじゃないか」「大成功した人だけがデザイナーなのではないか」、あるいは「会社のCEO的な立場の人がなれるものではないか」と思うかもしれませんが、違います。

誰もがご自分の人生のデザイナーであることが可能なんです。「ご自分がご自分を人生のデザイナーである」と、自分で自分に設定するだけでいいのです。

人生をデザインできる人とできない人の差

そもそも「自分の無意識が自分の未来を設計できる」「自分の人生をデザインできる」可能性を信じておらず、”ふた”を無意識にしていることが、人生をデザインできると思えない原因です。

自分の未来に対して、自分の意識を使って動かすこと自体に、"ふた"をしてしまっている状態とも言えます。そのふたを開けてあげると、誰にとってもご自分の人生のデザインが可能になります。

無意識にふたをした“無限の可能性”を開くためのワークがある

無意識にふたをしている”可能性”は、なかなか自分ひとりではふたを開けにくくもあります。なぜなら、自分の無意識が「自分の未来は既に決められている」「自分の未来はこんな程度である」と無意識に決めてしまっているためです。繰り返しになりますが、無意識なので可能性にふたをしていることに、自分ではなかなか気づくことが難しいのです。

その無意識のところに第三者との対話で自分で意識できるように転換していく、変えていく、変容していくのが、コーチとの対話です。ご自分で行うワークを通して気づくこともできますので、ひとりでできるものをご紹介します。

「自分にふさわしい未来」を具体化するステップ

前回の記事で、五感を使ってご自分の人生のドラフトを描いていただきました。

 

この「自分にふさわしい未来」を作るワークを通じて、ご自分の人生がどんな人生だったと表現したいか、ご自分がどんな人生を表現したいか、見えてきます。

1.人生のドラフトのイメージを膨らませる

それを「自分の人生のドラフト(下書き)」と呼んでいますが、ドラフトは、塗り絵で言う点々の枠線のようなもの。その枠が思い浮かんだら、それを具体化します。言葉で表したり、色を置いていくのもOK。ひとつイメージが出てくると、未来を描くための選択肢は、あふれるように自分の内側から出てきます。

「あ! 私の人生、こんな人生も楽しそうかも!」
「私の人生、こんなふうに送りたいかも!」

そんなふうに様々な選択肢が出てきたら、他の選択肢もどんどんアウトプットします。出てくれば出てくるほど、楽しくなってきます。出てくるイメージは、たくさんあるのもOKですし、ひとつやふたつでも、もちろん結構です。あるいは、「自分の未来はこれなんだ!」というズバリのものがすぐに見えてくるかもしれません。

ポイントは、その出てくる人生の選択肢やイメージをできるだけ細かく、色や形、音、ビジュアル、雰囲気、肌触り……なんでもいいんです。あなたなりに感じることを言語化してみてください。

2.「これから送りたいもっとも自分らしい人生」を選ぶ

言語化した選択肢が複数出てきたら、それらをご自分の前に置いて、「どれがもっとも自分らしいか」「どれが自分の未来として自分は生きていきたい人生か」を考えてみます。そのなかに、あなたの心が強く惹かれるものが出てきます。それを感じたら、「私の人生のイメージはこれなんだ!」と自分の中で手に取ります。

3.日常の行動に落とし込む

手に取ったところから具体化したゾーンに向かって、どうすればこれを実際に具体化して行動できるか日常の中に落とし込んでいきます。日常の行動に反映していくことで、あなた自身の人生の未来のデザイナーとしての「はじめの一歩」が踏み出せるようになります。

繰り返しになりますが、このワークのポイントは、無意識にご自分の未来に対して閉ざしていた”無意識のふた”を開けることです。

頭の中のイメージを次から次へと動かしていくのは、なかなかしんどい作業でもありますが、一度取り組んでみると、次から次へと新しいふたや扉が開いていく実感を得られると思います。少し時間を取って、ぜひ取り組んでみてください。

ひとりではちょっと難しい場合は、コーチと一緒に「未来設計」に取り組むセッションもありますので、こちらもご利用ください。

 

-自分を活かす考え方